
凛ちゃんへ。
最近、ある本を読んで、
どうしても書いておきたいと思ったことがある。
人は、「いつか伝えよう」と思う。
でも、その“いつか”は、
来ないこともある。
当たり前のように、
明日が来ると思っている。
でも、本当は違う。
明日が来る保証なんて、どこにもない。
俺は、それを知っている。
俺の兄は、
俺が23歳のとき、
26歳で亡くなった。
人は、いつか死ぬ。
これは、唯一“絶対に決まっていること”だと思う。
人生で約束されていることは、
たった一つだけ。
「いつかは死ぬ」ということ。
それ以外は、何も決まっていない。
だからこそ思う。
凛ちゃん。
これから生きていく中で、
「無理かもしれない」って思うことがあるかもしれない。
でも、それは本当に無理なんじゃない。
ただ、“そう思っているだけ”。
だって、
それが「絶対にできない」なんて、
誰にも決められていないから。
この世で唯一決まっているのは「死」だけ。
それ以外は、全部、自分次第で変えられる。
だから、
お前が「やりたい」と思ったことは、
全部できる。
そう思って生きてほしい。
今はまだ、この言葉の意味はわからないと思う。
でも、いつか大きくなって、
この文章を読んだとき、
「パパはこう考えていたんだな」って
少しでも伝わったら嬉しい。
パパは、お前に幸せな人生を送ってほしいと思ってる。
でもね、
幸せになるために必要なのは、
お金だけじゃない。
もちろん、お金は大事。
ないよりあった方がいい。
でも、本当に大切なのは、
どんな状況でも、
自分の人生を生きられる強さと賢さを持つこと。
周りに流されるんじゃなくて、
自分で考えて、
自分で選んで、
自分で生きていく力。
それがあれば、
どんな状況でも幸せに生きていける。
そしてもう一つ。
人に優しくできる人間になってほしい。
どんなときでも、明るく前向きで、
周りの人に優しくできる強さ。
それがある人は、
必ず愛されるし、
人生も豊かになる。
パパは、
お前にそういう人間になってほしいと思ってる。
そしてもし、
これからの人生でつまずくことがあっても、
「なんでもできる」
そう思ってほしい。
失敗してもいい。
転んでもいい。
そのたびに立ち上がって、
自分の人生を歩いていけばいい。
パパはずっと味方だから。
だから、
今のうちに書いておく。
「いつか」じゃなくて、
「今」伝えたいから。