■ 昔の自分の考え
正直な話、昔の自分は「子どもはいらない」と思っていた。
小学校の教員をしていたこともあって、子ども自体は好きだったと思う。
でも、借金もあったし、自分のやりたいこともあった。
「子どもがいたら、自分のやりたいことができなくなる」
「幸せにしてあげられないかもしれない」
そんな不安があった。
さらに、年齢的にも高齢出産になる。
障害を持って生まれてくる可能性も考えると、正直、前向きにはなれなかった。
「できなくてもいいかな」
そんなふうに思っていた。
■ 変わったきっかけ
きっかけは、妹の子どもだった。
その姿を見て、妻が「子どもが欲しい」と言い始めた。
そこで初めて、ちゃんと向き合った気がする。
思えば、覚悟がなかっただけだった。
夫婦で話し合い、年齢的にも時間はない。
44歳になるタイミングだったこともあって、すぐに行動した。
「新宿にある有名な不妊治療専門のクリニック」
正直、病院に行くこと自体が初めてだった。
いきなり“最高峰”の場所。
そこで見た光景は、忘れられない。
通っている女性たちの姿。
出産の大変さと、それでも「産みたい」という強い想い。
それを目の前で見たとき、
「親になる覚悟」が決まった。
■ 今の自分の気持ち
正直に言うと、こんなふうになるとは思っていなかった。
でも今は、親になれたことを心から幸せに感じている。
自分の子どもがいることが、こんなにも人生を変えるとは思わなかった。
毎日に張りが出た。
「凛ちゃんのために、もっと良くしよう」
そう思えるようになった。
そして、自分の親への感謝も生まれた。
もしこれが20代だったら、感じられなかった感情だと思う。
だからこそ、高齢出産も悪いことばかりじゃないと思っている。
正直な話、
めちゃくちゃ可愛い(笑)

■ 凛ちゃんへ
凛ちゃん。
生まれてきてくれて、本当にありがとう。
感謝しかない。
パパは、凛ちゃんのためにもっと頑張って稼ぐ。
良い生活をさせてあげる。
そして、やりたいことを全力でサポートできるようになる。
それが、パパの役目だと思ってる。